2021-04-10
2021年に入り、国内外で新型コロナウイルスの変異株感染が広がっています。
英国で流行が始まり、現在国内でも多く見つかっている変異株は、これまで流行していた既存株に比べて感染力が最大1.7倍強いことが示されています。
国内でも子どもの集まる施設でクラスターが発生しており、多くの子どもが感染しています。但し、小児では既存株と同様に無症状から軽症が多く、主な症状としては「発熱・咳・鼻水・下痢・頭痛」などが報告されています。
感染力が強い変異株への対策は、これまでと変わりませんが、感染対策が上手にできない小さな子どもへの感染の広がりが心配されています。(日本小児科学会配信資料から抜粋)